2016年01月18日 る貴族の中で まず、変わった人物を挙げるとすれば、まず、サド侯爵として知られるマルキ・ド・サド。そして、夢の実験家と言われるエルヴェ・ド・サンドニ侯爵を挙げる事が出来るだろう。サド侯爵はサディズムという言葉などで、あまりにも有名だが、彼の著書は生きている間に出版されたものはない。また、サンドニ侯爵には『夢および夢を支配す回收傢私る法』という著書がある。見た夢をすべて記録し、無意識で見る夢を意識的に替えようという試みを行なったとされる。フランスには、夢学(Onilologie) の伝統があり、迷信的なものから科学的なメスが入れられたものに至るまで、分析学的な追究が成されている。サンドニ侯爵の本は事実の記録であり、原初的な地位を占め、その原書は稀覯本で、これを入手するのは困難とされる。それをフランスの現代語注を加えDSE數學た抄本が出版されていると聞くが、その本も稀覯本扱いで入手は難しいとされる。ところが、パリに住む知人から、リヨンの古本屋にその古書を見た憶えがあると聞き、その古書を求めてパリを出てTGV で2時間のリヨンへ向かう。どんな本なのか?このワクワク感は、子供の頃に味わったあの感覚に似ている。 コメント(0) Tweet