2015年12月17日 進むスピードの違いか 岐阜城は、金華山ロープウエイを上り、さらに、足で登って行く。参加者にはご年配の方もおられら、2グループに分かれた。私は、はぐれてはいけない、と、あまり熱心には城内の展示物や景色等に見惚れず、あっさりチェック、さささと、付いて行った。急こう配で足場も悪い山道、参加者のお一人は、ハイヒール?パンプスにストッキング、もうお一人は、ハイヒールの細身ロングブーツ。お二人とも、奥行きの狭い、急な階段状の石段を、器用にカニ歩きをされていた。私は、クッションのいいスニーカーで、スイスイ。その時ばかりは、この靴にして、ヨカッタと大満足だったのだが???。 朝の出発時の失敗があったものだから、もう、2度と再び迷惑をかけてはいけないと決死の覚悟で、郡上八幡の旧街散策<あとの集合に、足を早めた。ところが、パーキングには待機しているはずのバスがない。あれれ?あれ?あれ? どこ?どこ?どこ?ぐるぐるぐる???パーキングの周りを右回り、左回り、右往左往。さっき、同行のTさんをちらりと見かけたはずなのに、どこにも姿がない。ぐるぐるぐる???何度も回っても同じ。もう集合時間までに2分ほどしかない???!! うそぉ??そんな???必死で探していたら、突然、足元がぐにゃっとした。そこに負荷がかかり、すごく嫌な感触が伝わる。同時に足首が意に反して予期しない方向に曲り、体がガクっと傾いた。トートバッグが、肩からずり落ち、体ご願景村 退費と地面によろりと崩れ落ちた。次の瞬間、左足に激痛が走る。いったい、何が起こったの???この感覚???2年前にもこんなことがあったけれど、ま、さ、か、???まさか、また同じことじゃないよね??デジャブ?蘇る体験が、脳裏をかすめた。なにがどうなったか、わからないけれど、立ち上がり、足下の歩道と車道の境目にある、斜めになった段差をちらと見た。ひょっとして、これ?悪い予感はとりあえず、しまっておいて、全力でバス集合場所に向かった。バスは、もうひとつ向こうのバス?パーキングに停まっていた。やれやれ???よかった???その時は、安堵と喜びで、足のことは、吹っ飛んでいた。が、帰路、サービスエリアに降りて歩いたら、痛くて、ひょこんひょこんと、片足重心歩行に。痛い方の足をアンバランスに引きずる歩き方になった。時間が経つにつれ、足の症状を冷静に見るにつけ、それに伴って徐々に頭が反応してきた。悪いのは、中途半端な段差? それとも靴?(あの山道悪路も持ちこたえたのに)あるいは、私の足? 焦るあまりの不注意?追い込まれると、機能停止、危機管理能力ゼロの弱さが露呈された。理由はともかく、現実問題として、左足小指が、ちょっとでも動かしたり触れたりすると、尋常ではない激痛に襲われる。どうやら骨折したようだ。 コメント(0) Tweet